面倒見がいい

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はじめまして

君の瞳にへのへのもへじです

人間関係

数年前から、人を家に呼ぶのをやめた

なんか、しんどくなったから

一生懸命もてなすことがすっごい疲れるし、やりすぎて当たり前のように思われるから

どこまで気配りすればいいのか、わからなくなってしまった

なんか、気持ち悪い・・・

他人が家にいるってことが急に気持ち悪くなってしまった

もう、他人を家に入れたくない

身内でも入れたくない

夫と猫たちと私だけの家だ

そう思ってしまった

もともとはそんな人間じゃなかった

友達が困ってたら真っ先に手を差し伸べるような人間だった

誰かが何かを忘れたら貸してあげられるように、余分に持っていこうとか考えてたような人間だった

運動ができない子に根気強く付き合って教えてあげるような人間だった

休んだ人のノートを取ってあげるような人間だった

自分から声をかけて友達を作るような人間だった

他人のことを気遣うことのできる人間だった

みんなが、嫌だなやりたくないなって思うことを積極的にやるような人間だった

だんだん、成長するにつれてできなくなったことばかりだ

人は他人を利用する生き物で、裏切るってことを知った時、私の中で何かが壊れた

以前のようには生きられない

人の心の中は真っ黒なんだって思ったら、人と関わるのが怖くなった

みんながみんなそうじゃないってわかってるけど、怖くてたまらなかった時期もあった

世話好き

私はどうやら人に尽くすタイプらしい

社会人になって、遊んでくれたアルバイトの女の子たちがいた

だいたい二人で遊びに行くことが多かった

ランチもお茶も映画も全部私持ち

学生にお金を出させるわけにはいかないって気持ちもあったけど

女の子と遊ぶとき、私は男の役割をしようとするところがあった

車で迎えに行くこともあり、遅くなったら家まで送って行ったりもした

車じゃない時はタクシーを使うこともあった

私に時間を使ってくれることに感謝した

人間不信になった奴でも、こんな風に復活することがある

もともと、人のことが好きなんだろうなって思う

結婚してからは夫にめちゃめちゃ尽くした

夫のことを一番に考えて行動してきた

つもりだ

好きでもない家事をこなす

それが私の役割だから

夫の職場にも最初の頃は積極的に顔を出した

当時、自転車通勤の夫だったが、雪の降る時期は毎日車で送り迎えをしてた

飲み会での送り迎えもしたし、夫の先輩を送っていくこともあった

家に夫の同期を招いた時も、お酒を飲んだ夫に代わり、私が車を出す

今考えるとよくやったなって思う

一時期、私も働いてたときがあった

土・日・月が休みだったので、その三日間で洗濯物を片づけたり溜まった家事をこなした

フルタイムで働いてたので、私に家事をやってる時間がない

休みの日に夫に

「洗濯物干してると出掛けても時間気にしなきゃいけないから嫌だ」

と言われた

流石にキレそうになった

こっちはそん時しか洗濯できないんじゃい

仕事しながらも家事やってるからしょうがなくない?

私への配慮はないんかい?

やーめた

仕事をやめた

30%は夫の一言

だけど、70%は仕事先のお局さんに意地悪されたから

カビ饅頭食わされた

そんなわけで、しばらくはまた夫のことを一番に考えた

家事もなるべく夫の休日にはやらないと決めた

どんどんやり方を更新しながら今まできた

そして、現在

夫に尽くすことは変わっていないが、他人に尽くすことをやめた

正直、面倒

細かなことまで気づいてしまうため、やりすぎてしまう

最初は気配りができて凄いとか感謝される

だんだんそれが当たり前のような顔をされる

なんか変じゃない?

普通の人はここまで気づかないし、やらんよ

私がそこまで気配りしてやるのは当然なんか?

なんかもういいや

人をもてなすのやーめた

母と久々の対話

もう何年も他人を家には入れていない

それは身内であってもだ

最近、兄貴の脳梗塞の件やあんずちゃんの検査の件とかいろいろあった

それもあって、あんずちゃんを近いうちに招こうと思った

あんずちゃんの家に行ってもいいが、話をする上でいろいろ揃ってる自分の家でやった方が楽かな

とも思ってるけど、またそこは調整したいなって思ってたときだった

母が兄貴に会いに行ってきた

それで、届け物があるからと言われた

迷ったけど、母にも話そうって思ったから数年ぶりに母を家に招き入れることにした

いろいろ考えてしまった

もう過度なおもてなしはしないと決めてた

それでも

良い味噌で作った豚汁

良い醤油で作ったきんぴらごぼう

平飼い卵と天日塩

フレッシュトマトで作ったケチャップとオムライス

それらを味見してほしいなって考えてしまった

またこんな感じでおもてなししようとしてる・・・

もう過度なおもてなしはやめるって決めただろ

そう思ったとき

ああ、私はそういえば面倒見がいい人間だったってことを思い出した

体力、気力がなかったせいで嫌になってただけで、本当はそういうことができる人間だった

私は今回、母と久しぶりに合って話をしたことで思ったことがある

母も父に人生を壊された人だった

母もまた祖母からの洗脳があった

母がおかしかった理由がわかったような気がした

私は母のことを理解しようとしなかっただけなのかもしれない

だからと言って過去にされたことを水に流すことなどできない

ただ、母との関係が少し変わったような気がした

母が訪ねてくる前は、嫌そうな顔にならないか不安だった

話が難航するんじゃないかって心配だった

そんなことを考えていたのに、私は母にちゃんと伝えたいことがあるから、話をしませんか?と言った

意外にも母は私の話をちゃんと聞いてくれたし、似たような考えを持っていた

それに少し驚いてしまった

嫌な感じもしなかったし、まともな人間同士の話ができたんじゃないかって思う

しっかりおもてなしもした

歩いてきた母だったが、暗くなったので車で送ってきた

やはり、他人への気配りをやめるのは難しそうだなと思った

おわりっ

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