はじめまして
君の瞳にへのへのもへじです
食感を大事にしてた
子どもの頃から、おせんべいやスルメといった食べ物が好きだった
子どもっぽくないもん好きだねって言われてた
とにかく食感を昔から大事にしてた
バリバリするものや噛み応えのあるものが好きだった
冬にはストーブでスルメを焼いて、マヨネーズと唐辛子を混ぜたソースにつけて食べるのが好きだった
ガムもよく噛んでたし、飴は口の中に入れた瞬間かみ砕く
そんなもんばっか食べてたから歯並びはよかった
歯医者
小さい頃に虫歯ができて、歯医者に通ってたことがあった
本当に憂鬱だった
お菓子の食べ過ぎだったのか、歯をちゃんと磨かなかったのかは覚えてない
とりあえず、歯医者は嫌なところって認識だけはした
それに懲りたので、そっからは歯科検診以外で歯医者になんか行かなかった
だいたい学校で検診やってくれるから、あれ以来行くことはなかった
高校入学前には歯科検診が必須だったので、そん時に久しぶりに歯医者に行ったくらいだった
私の歯は健康そのものだった
親知らず
高校生の頃から、何やら親知らずが生え始めた
生えてくる歯が気になってしょうがなかった
小さいし抜けるんじゃないかって思って、いじくりまくった
抜けるわけない
親知らずは根が深いんだから、これからどんどん表面に出てくるんだよ
私はガムを噛むのが好きだった
噛んでると心地いいから
私にとってのストレス発散方法の一つだった
ずっと噛んできたから、私の顎はかなり強くなってた
そのせいで、歯ぎしりする力がめっちゃ強かった
しかも、親知らずが四本全部生えた・・・
親知らずは少しずつ生えてきた
気づかないうちに私の歯並びは徐々に悪くなっていった
あんなに歯並びよかったのに(´；ω；`)ｳｯ…
大人になってからこんなに歯のことで悩むとは思わなかった
顎関節症
私はストレスの発散を噛むことと、歯ぎしりでしてきた
寝てる時の歯ぎしりなんて自分では止めようがない
運動しなくなってから、歯ぎしりも酷くなった気がする
社会人になって、最初は楽しく仕事してた
最初の一年だけは自転車通勤してたから、運動してたことになるだろう
自転車で50分くらいかかったからな
今考えるとよくやってたなって思う
でも、事務所に入れられてから急変した
ストレスが半端なかった
いずれ職場でのエピソードは書こうと思ってるので、ここでは書かない
残業中はガム噛みまくったし、スルメとかのイカのおやつなんかもよく食べてた
とにかく噛みたくて仕方なかった
とうとう、私の顎はぶっ壊れた
顎への違和感を覚えながらも、仕事を終えて帰宅
夕飯を食べようとしたとき
え？痛い
口を開けるのが痛い
関節へダメージがかかりすぎていて、口が全然開けられなくなってしまった
次の日がちょうど休みだったので、すぐ口腔外科に受診した
口がどこまで開くのか無理やりこじ開けられる
痛い痛い
いや、無理だって
痛いし硬くなってるせいで開けられないんだから、無理やりやったって開かないわ
関節がイカれてんのか筋肉に力が入ってるのかがわからないからって筋肉を緩める薬をだされた
飲んでも効かなかった
「ということは関節ですね」
って言われた
その頃はまだ歯並びも悪くなかった
親知らずが四本生えてることにはびっくりされた
ただ、年齢の割に歯がすり減ってるとは言われた
歯ぎしり酷いからな・・・
そこから、違和感と常に戦うことになる
歯がなんかおかしい
嚙み合わせが悪いんじゃないか・・・
ずっと気になってしまって、起きてるのに歯ぎしりをするようになった
歯ぎしりをすることが心地よくなってしまったのにはかなり困った
精神的なことなんじゃないかって言われた
それを専門にしてる先生が週一で来るからってことで、その先生に診てもらうことになった
でも、私とは相性が悪かった
一方的にこうだろうって決め付けられた
つらいって言えば、どんくらいつらいの？って聞かれる
ちょっと気になる？
かなり気になる？
日常生活に支障が出る？
死にたい？
どれ？
なにこいつ
私は、嚙み合わせがおかしいと思うって言った
そしたら、嚙み合わせはおかしくないって言われた
精神的なことでそう思うだけだと言われた
精神安定剤を処方される
納得できなかったからほとんど飲まなかった
頭にもきたから、受付で次の予約はどうしますか？
って聞かれたから、もう行きませんって言った
まじでムカついた
そっからはもうどうにもならない状態をひたすら耐えるしかなかった
体に力が入り過ぎて眠れないし、お風呂でも力を抜くことができなかった
あれ？脱力ってどうやるんだっけ？
歯医者に行く
夫にも当時、相談してた
夫のかかりつけの歯医者を紹介してもらえた
これまでの経緯を説明する
嚙み合わせがおかしいことが判明する
・・・
あんの藪医者めが
私はずっと嚙み合わせがおかしいって言ってたのに、それを否定されてた
それが、ここでは肯定された
それだけでも救われたようだった
治ったわけではないけど、気持ちが楽になった
そして、仕事をやめたので少しはマシになった
いつまでつき合ったらいい？
私は好きだったものが食べられなくなった
ガムはもう噛めなくなった
スルメを食べても顎が疲れやすくなってるから、全然食べられなくなった
今でも、嚙み合わせがおかしくなるしつらい
食べ物もちゃんと噛めなくなったから、昔よりも美味しく食べられなくなった
体に力が入ると、肩が凝ってそれが顎にくる
そんで頬の筋肉が凝るし、頭痛もする
ずっとそんなつらい状況がつきまとう人生になってしまった
ここ数年、ストレッチをやったり体の力も抜けるようになったので、あの頃よりはつらくない
ケアして、少しでも楽になれるように努力してる
こんなことで努力なんかしたくなかった
たまにスルメとか食べるけど、すぐ顎が疲れるから食べ続けることはできない
歯並びも結婚してから徐々に悪くなっていった
今では恥ずかしくて、人に歯なんて見せられない
これ以上、歯をすり減らすわけにはいかないので、寝る時にはマウスピースをつけてる
いつか、歯の矯正を検討している
お金もかかるし、親知らずを抜くことも躊躇してる
親知らずを抜くのが怖くて怖くてたまらない
こんなもんどうやって抜くんだよ？
しかも、四本全部抜くのかってところも気になる
できることなら、抜かずに矯正できないかなんてことを考えてる
歯を抜きたくない・・・
まあ、それはもう矯正を決意したときにいろんな病院行って聞くしかないだろう
素人にはわからん
歯は大事
歯はめちゃくちゃ大事
一本何百万なんて言われるくらいだ
食事ができるのだって歯があるおかげだし、言葉をはっきり言えるのだって歯のおかげ
歯は一生大事にしろ
大人になってから、こんなに苦しむことになるなんて思ってもみなかった
そんなことには縁がないと思ってたから
歯を大事にしてなかったわけじゃないけど、歯ぎしりがやめられなかった
歯ぎしり以外でストレス発散方法を探しておくべきだった
後悔はめっちゃある
でも、あの時はそんなこと考えてる余裕なんかなかった
歯で後悔する人はかなり多い
歯は一本でも多く残しておいた方がいい
歯を大事にしろっ
おわりっ
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