はじめまして
君の瞳にへのへのもへじです
背伸びしたい?
子どもの頃、おもちゃの宝石を買ってもらったことがある
そこまで興味があったわけじゃなかったけど、おもちゃの指輪を付けて遊んだことがある
それから、お化粧道具
母はメイクをほとんどしなかったので、憧れを持つことはたぶんなかった
それでも、好奇心はあったので色付きリップを買って使ってたことがある
そんな程度で、ちゃんとしたメイクは実を言うと好きじゃなかった
メイクの匂いが気持ち悪くて、吐きそうだったので唇を彩ることしかできなかった
物心つく頃から
父がやたらにリップクリームを塗りたくってくれたせいで、手放せなくなってしまった
そんなこともあって、唇に塗る行為はあっさり受け入れられた
いつもと違うことが嬉しくて、気分が良かった
何度も言ってきたけど、私は大人になりたくなかったので、背伸びしたいとは思わなかった
美容やファッションにそれほど興味がなかったので、社会人になるまでほとんどメイクをしなかった
メイクをするために早起きしてるって話を聞くと、めんどくさって思ってた人間だ
寝坊しても10分で支度できる私は、楽で良かったと思っている
未だメイクに興味を持てないので、上達はしなかった
逆に、肌のことが気になって日焼け止めさえも塗らなくなった
私がまだ20代前半とかの頃、歩いていたら数人の小学生とすれ違った
みんながっつりメイクしてキャッキャしながら歩いてた
今どきの小学生はすげーって思った
だけどなんだか違和感
メイクをしたところで、小学生という幼さを隠しきれていなので、アンバランスだ
背伸びしたい気持ちは理解できるけど、不自然な背伸びは違和感でしかない
それに、そんな幼い時から肌を痛めつけなくてもいいだろって思ってしまう
あっという間に大人になるんだから、無理して背伸びをする必要はないと私は思っている
時間は戻ったりしないんだから
若い時なんて一瞬で終わる
そこから先は、いかに老いるスピードを緩められるかに注力することになる
うっざ
オシャレや流行りにうとい私でも、ダサいのは嫌だ
109で服を買ってたこともある
パンクロック系のファッションにはまったこともあった
今もロック系スタイルは好きだ
結婚した頃、母と買い物中にダメージデニムを買おうとしたら
「独身の頃とは違うんだから、少し落ち着きなさい」
と言われた
?
意味が分からなかった
結婚したら地味にしなくちゃいけない法律でもあったっけ?
夫にも理解できないと言われた
え?好きな服着たらいいじゃん
結婚したら、歳相応のスタイルにしなきゃいけないなんて誰が言ったの?
そもそも、似合ってれば問題ないと思う
私が歳相応にしたら、おかしなことになるから拒否する
大人になると実年齢より見た目が大事だと思う
今は30代でも40代でも50代でも、若くきれいな人は芸能人以外でもたくさんいる
実年齢にこだわる意味がわからない
ようは、若々しい精神力が大事だと思う
私なんて、未だに学生気分が抜けないまま時だけが過ぎたお花畑人間だ
今でも、高校の制服を着てもいけると思っている痛いやつだ
好みもスタイルもその時々で変化するんだから、他人に押し付けられたくはない
相応って言葉に縛られて生きるのは窮屈すぎる
好みが変わっても、それを決して年齢のせいにしてはダメだ
十分楽しんだから次を見つけるだけ
そう考えて過ごした方が前向きでいい
いい歳して?
私が抱く大人のイメージとはかけ離れた大人になってしまった
自分がまさかこんな未熟なまま大人になるとは思わなかった
自分が大人になってわかった
大人なんてほとんどいない
多くの人が未熟なままだ
この人大人だなって思ったことがあるのか?
ってくらい、そんな人に会ったことがない
私は言われたことないけど、いい歳してって言葉がある
ドラマとかならよく耳にするかもしれない
年齢を重ねれば、経験も積めるので、このくらいできるようになって当たり前って思ってしまうようだ
できることが増えるとは思う
心もそれなりに成長する
でもさ、この世の中見渡してみなよ
どこに立派な大人がいるんだ?
自分の感情をコントロールできない人間ばかりで、大人と言えるのか?って人ばかりだ
いい歳してという言葉を使うために、模範となる人間が必要だ
そんな人間が現代にいるのか?
「相応」という言葉を人そのものに使うことが、そもそも間違っている気がする
おわりっ
次回の投稿は
5月3日(水)10時です
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