死んだヤモリはどこへ行く

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はじめまして

君の瞳にへのへのもへじです

どうやら私は虫が好きらしいことを以前書いた

思い返せば家で発見した虫を写真に撮ることがあった

オンブバッタや赤ちゃんバッタ、赤ちゃんカマキリ、見たことない虫を見ると写真を撮りたくなった

そんなのどかな光景が好きだ

でも、蜂もその辺飛んでいるのですっごく怖い

蜂の恐怖体験をしたので、こちらはまたいつか書くことにする

家の中にも蜘蛛とかめっちゃ入ってくる

小さい蜘蛛はそのまま放置しておく

もはや飼っているみたいなもんだ

でかい蜘蛛は捕まえて家の外に放り出す

子どもの頃よりは苦手になっているので、素手で捕まえるのはムリだ

子どもの頃には考えなかった、衛生面や菌、毒のことを考えてしまうようになったから

純粋な気持ちで見ていた子どもの頃とは、何もかもが変わってしまった

ヤモリがやってきた

今の家に引っ越してから、数年くらいはヤモリなんて見たことがなかった

トラブル続きだったこともあり、引っ越したことを後悔していた

この話もいつか書こうと思っている

いろんなことがあって、全てにおいて余裕がなかった

家もどんより淀んでいたように思う

いつからか、言霊を始めたりして蟻地獄状態から抜け出そうと夫婦一緒になって頑張った

そんなある時、急にヤモリがやってくるようになった

窓にへばりついているのを、よく見かけるようになった

だから、私のTwitterのアイコンはヤモリなのだ

ヤモリは家を守ってくれるなんて言われる

本当かどうかはわからないけど、とても縁起が良い

最初は窓にへばりついているところしか見たことがなかった

それがだんだん外玄関付近でも見かけるようになった

それも何匹も

おおっ凄いって驚いていたら、子ヤモリまで見かけるようになった

その子ヤモリが玄関内に入ってきてしまったことがあった

急いで外に出してあげようとしたけど、隙間に隠れてしまいダメだった

そのまま一晩、息をひそめてじっとしていたようだ

タイミングよく玄関を開けたときに出てきたので、そのまま外に出すことができた

外に出て見に行ったら、母親らしきヤモリが迎えに来ていた

なんだかほっこりした

しばらくして、また別の子ヤモリが家の中に入ってきてしまった

その子ヤモリはじっとしているタイプではなく、普通に家の中を探検していた

我が家には猫がいるので、冷や汗もんだった

ちょうどその子ヤモリが玄関に向かっていく

だが、そこには猫が立ちはだかっている

しかしそれを華麗にかわす

私が玄関を開け、ようやく外に出て行った

この時は2日ほどかかった

ヤモリだけではないけど、見かけると声をかけてしまう

傍から見たら変人だ

私は別に優しいわけじゃない

虫とかいっぱい殺してるし、殺処分を待つ動物を助けたりもしない

それでも、その命尽きることに心痛めるなんとも身勝手な人間だ

蜂が怖くて捕獲機を設置した

命を奪うことを平気でやる

蜂を捕獲するために設置したはずなのに

甘い匂いに誘われて、ヤモリが溺れて死んでいるのを見つけてしまった

私はそれを見て泣いた

そのヤモリは埋めてあげた

蜂は殺してもいいけどヤモリはダメって本当に身勝手だ

善悪で言うなら、私は善だと言う夫

私はただの偽善者だ

夫は言った

「その体は器でしかないから、魂は生まれ変わる」

そのヤモリの魂は一体どこへ行くのだろうか?

何で見たのかはすっかり忘れてしまった

それが漫画だったのか、Twitterだったのかも覚えていない

捕獲された犬たちが吠えている

これから殺処分行きだ

この犬たちは今度生まれ変わる時には人間になるのだと言う

人間になんてなりたくないから、生まれ変わりたくないと犬たちは言っているのだと

それを見たとき、人間とは一体何のために存在しているのかわからなくなった

最初は虫でも、それが鳥になり、動物になり、魂が磨かれ最後に人間になれるのだと

そんなようなことを聞いたことがある

人間の中でも、日本人が頂点だと言う人がいる

魂が磨かれれば人間になる・・・

人間とはそんなに素晴らしいのか?

本能だけでなく、理性や知性などを持つ人間がやってきたことは、争い奪うことだ

私が殺してしまったヤモリもいつかは人間になるのだろうか?

おわりっ

次回の投稿は

8月23日(水)10時です

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