はじめまして
君の瞳にへのへのもへじです
金遣いが荒い
実を言うと私は金遣いが荒かった
小4くらいの時に、母が入院してるので父からお金を預かってた
好きに買っていいんだって思っちゃったからお菓子とか買って全部使っちゃった
そしたら、困ったことがあった
父から電話があって、今日は早く帰れそうにないから
子どもだけで母のお見舞いに行くように言われた
まじかよ・・・
兄にお金全部使っちゃったよって白状した
そんなわけで母のお見舞いには行けなかった
その夜、仕事から帰ってきた父にめっちゃ怒られた
怒られたくないのに怒られることをやっちまった
めっちゃ反省した
そのお金は別に私にくれたんじゃないってことを理解した
そん時ばかりは怒られてもしょうがないなって思った
その後、お小遣い制が導入されることとなった
初めてもらったお小遣いは500円だった
お小遣いは私がもらったお金だから好きに使っていいんだってうれしかった
速攻なくなる
もらってすぐ使っちゃってた
お小遣いが1000円になった時もあっという間になくなった
常に金欠状態
私は子どもの頃からずっと親に気を遣って生きてきた
スーパーでお菓子を買ってと駄々をこねる子どもを冷ややかに見る子どもだ
自分がやるわけにはいかない
そんな恥ずかしいことできるわけない
物欲がないわけじゃなくて我慢してた
誕生日プレゼントに兄はゲーム機などの高い物ばかり買ってもらってた
それを見てた私はなるべく高い物は選ばないように気を付けてた
だから、欲しい物を考えるのは苦労した
我慢してる反動もあってか自分が使っていいお金があるとすぐに使った
学ぶ
当たり前だけど
お金は使えばなくなる
そんなことわかってる
だからいつも金欠
でも、ちゃんと理解してなかった
ある時気付いた
ああ、お金ってなくなっちゃうんだ・・・
本当に必要な時にお金がなかったら困るなって思った
そっからは工夫して使うようになった
1000円もらったら、500円は後半までとっとこうって思うようになった
使わない分は翌月に繰り越せることに気付く
そうすれば翌月には欲しい物が1000円以上だった場合でも買えるじゃん
痛い目見て学んだ
お金は使えばなくなる
ようやく理解した
金額が小さいうちに
お金を全部使っちゃえるなんて子どものうちにしかできない
大人になってからやろうもんなら取り返しがつかない
ちょっと痛い目に合うだけじゃ済まない
私は子どものうちに学べたからちょっとの金額で済んだ
身内に同い年の子がいる
その子は子どもの時に買い物の仕方がわからなかったらしい
そんなだから全然お金を使えなかった
私と一緒にどっか行ったときは私が一緒にレジまでついてった
お金の使い方で身内の大人からはよく比べられた
あんたはほんとすぐ使っちゃうね
そんなこと言われてた私だが
大人になって見てみるとどうだろうか
私はお金の使い方を身をもって学んだ
貯金をする、欲しい物があった時用に積み立てをする
かなり計画的にお金を管理できる人間になった
先のことまで考えて予算を組む
そのおかげで随分助かってる
お金が使えなかった子はどうなったかというと
大人になってから金遣いが荒くなった
貯金は最低限やってたらしいが、歯止めがきかなくなることがあるらしい
その子はまだいい方だ
ちゃんと貯金はしてたから
もし貯金もしないで使ってたらって考えるとゾッとする
その子は子どもの時に欲しい物がなかったから買わなかったわけじゃない
欲しい物はあったけど、使い方がわからなかったから買えなかっただけだ
その欲求を満たせる方法を知った時、蓄積された思いも上乗せされたんだろう
痛い目見るなら子どものうちにやっとけ
じゃないとちょっとのケガでは済まない
子どものうちにそういう大事なことは身をもって経験しとけ
そんでそれを大人になってから活かせ
おわりっ
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